平昌オリンピック応援記 ~スピードスケート女子団体追い抜き(パシュート)~

 

熱戦が続く平昌(ピョンチャン)オリンピックも最終盤

 

日本選手団の頑張りに、連日連夜の応援にもチカラが入ります

 

特に冬季のオリンピックは、北海道ゆかりの選手が多く、道産子にとっては一層熱が入ります

高木美帆選手(十勝の幕別町出身)なんて、バンクーバー五輪の時に「スーパー中学生」と騒がれて代表入りしてから、もう8年も経ったんだね

 

早いものだ

 

当時からスピードスケート界のみならず、北海道人なら誰もが知ってるエリート選手だったけど、次のソチ五輪ではまさかの代表落ち

 

エリートの挫折って、凡人には計り知れない程の屈辱感だったはず

 

そこから這い上がっての金・銀・銅メダルコンプリートはお見事の一言

 

 

平昌冬季五輪スピードスケート女子団体追い抜きのメダル授与式で、金メダルを胸に笑顔の(左から)菊池彩花、佐藤綾乃、高木美帆、高木菜那の4選手=22日、韓国・平昌(共同)

 チーム・パシュートのメダル授与式の様子

 

 

個人種目のメダル獲得にも感動したけど、団体追い抜き(パシュート)の金メダルも素晴らしかった!

 

高木姉妹と共に決勝で滑った佐藤綾乃選手(左から2人目)も、厚岸町の出身の道産子選手だし嬉しい限り

 

皆さん本当に良く頑張りました

 

3人全員が個人種目のメダリストで揃えたオランダチームに、序盤はリードを許しながらも、まさにワンラインの一糸乱れぬ美しい隊列と、ロスの少ない先頭交替で食い下がる日本チーム

 

そして、再び美帆選手が先頭へ

 

スト2週からの逆転劇には、絶叫&大興奮でした!

 

この日の為に積み重ねてきた最高の準備と、本番で持てる力を出し切るメンタル力

 

そして何よりも、チームメイトやコーチ陣を口々に称え合うスポーツマンシップ

 

団体競技において、必ずしも「チームワークが最優先であるべき」とは思いませんが、お隣の国(開催国)の同種目での内紛劇や、メダリスト揃いのオランダが日本チームに敵わなかった結果を見ると、個の力で抜けた存在である美帆選手を、チームの一員として最大限活かしきった日本チーム全体での勝利であることは明白

 

まさしくチームジャパンの大勝利です

 

最高のレースをありがとう!