平昌オリンピック応援記 ~スピードスケート女子団体追い抜き(パシュート)~
熱戦が続く平昌(ピョンチャン)オリンピックも最終盤
日本選手団の頑張りに、連日連夜の応援にもチカラが入ります
特に冬季のオリンピックは、北海道ゆかりの選手が多く、道産子にとっては一層熱が入ります
高木美帆選手(十勝の幕別町出身)なんて、バンクーバー五輪の時に「スーパー中学生」と騒がれて代表入りしてから、もう8年も経ったんだね
早いものだ
当時からスピードスケート界のみならず、北海道人なら誰もが知ってるエリート選手だったけど、次のソチ五輪ではまさかの代表落ち
エリートの挫折って、凡人には計り知れない程の屈辱感だったはず
そこから這い上がっての金・銀・銅メダルコンプリートはお見事の一言
チーム・パシュートのメダル授与式の様子
個人種目のメダル獲得にも感動したけど、団体追い抜き(パシュート)の金メダルも素晴らしかった!
高木姉妹と共に決勝で滑った佐藤綾乃選手(左から2人目)も、厚岸町の出身の道産子選手だし嬉しい限り
皆さん本当に良く頑張りました
3人全員が個人種目のメダリストで揃えたオランダチームに、序盤はリードを許しながらも、まさにワンラインの一糸乱れぬ美しい隊列と、ロスの少ない先頭交替で食い下がる日本チーム
そして、再び美帆選手が先頭へ
ラスト2週からの逆転劇には、絶叫&大興奮でした!
この日の為に積み重ねてきた最高の準備と、本番で持てる力を出し切るメンタル力
そして何よりも、チームメイトやコーチ陣を口々に称え合うスポーツマンシップ
団体競技において、必ずしも「チームワークが最優先であるべき」とは思いませんが、お隣の国(開催国)の同種目での内紛劇や、メダリスト揃いのオランダが日本チームに敵わなかった結果を見ると、個の力で抜けた存在である美帆選手を、チームの一員として最大限活かしきった日本チーム全体での勝利であることは明白
まさしくチームジャパンの大勝利です
最高のレースをありがとう!