2016春 台北回想録「長白小館」
4月12日(火)夜
この旅、最後の外食は、 酸菜白肉火鍋(スァンツァイバイロウフゥオグゥオ)の「長白小館」です
ガイドブックで見た「酸っぱい鍋」という斬新なフレーズに魅かれた私のリクエスト
MRT「國父紀念館」駅の2番出口から直ぐに右折して、徒歩3分ほどの場所に在ります
日本人観光客にとっては、とても探しやすいお店と言えそう
紅白の看板がとても鮮やか
人気店なのに、図々しくも予約もせずに入店する我々
結構混雑していましたが、運良く入り口近くの席に案内されました
もちろん酸菜白肉火鍋(小・二人分)をオーダー
付けダレは、専用コーナーに置かれた調味料を、自分で調合するスタイルです
お店のお薦めの分量が壁に貼ってあります
ふむふむ…と知ったかぶって眺めていると、日本人の駐在員さんと思しき男性客が、中国語の表記を解説して下さいました
シェイシェイ
およそ理解出来ていたんですけどね
ホントか?
そうして出来上ったタレがこちら
胡麻ダレ(芝麻醤)をメインに、ピンク色の豆腐乳と緑の韮ペーストや、おろしニンニクを加えて完成
胡麻ダレに目が無い私は、この時点でテンション☝
そうこうしているうちに、鍋が到着しました
あらかじめ煮えた状態で運んでくれます
補充用の肉(奥が豚肉 手前が羊肉)
白菜の漬物とお肉と春雨くらいしか入っていないシンプルなお鍋
だけど決して食べ飽きない美味しさ
白菜漬けは確かに酸っぱいんだけど、熱が通ってマイルドな酸味になってます
お肉の脂も中和してくれている感じ
最初は不思議な感覚でしたが、段々と箸が止まらなくなる私
一方で嫁は、そうでもない様子
なんで?
付けダレの出来次第な部分もありそうですが、鍋自体のスープも優しいダシが出ていて美味でした
個人的には大満足で、いつか再訪したいと思ったお店です
番外編
酸菜白肉火鍋(再現版)
懐かしくて突然食べたくなり、嫁に再現を依頼
二人で「あーだこーだ」言いながら、それなりに再現してみました
肉は豚バラ
白菜は市販の漬物
シイタケや市販の粉末でダシを取って煮込みます
漬物は本場「長白小館」の物に比べると酸味が弱いので、鍋の中に若干の酢を投入
付ダレには、しゃぶしゃぶ用の胡麻ダレをベースに、芝麻醤とおろしニンニク、台北で購入してきた激辛調味料(下)を一さじ
鍋自体は、かなり高い再現性に到達(自画自賛)
付ダレは、もう少し改良の余地有りかな?
なかなか美味しく出来たので、我が家の鍋レパートリーに加えたいと思います
ちなみに上の激辛調味料ですが、ティースプーン半分入れただけで、しばらく汗が止まらなくなる程の破壊力です
購入から3年近く経って、未だに1/3しか消費していません(笑)