2017秋-台北旅行記⑨ 明月湯包編
この後は、小籠包の明月湯包で昼食の予定
動物園駅から6つ目の六張犁という駅を目指します
明月湯包というお店は、これまでの訪台時にも食事先の候補に挙げていましたが、タイミングが合わずに、今回が初訪問となります
直前に嫁の友人がこちらに来ていて、美味しかったとの情報もあり、期待は膨らむ所ですが、浮かれてばかりもいられません
朝から懸案となっている「フリー Wi Fi 未接続問題」を解決しなくては
それに、日本に直撃濃厚な台風21号の動向も気になります
明日の帰国に影響が出ないか気掛かりな所
情報が欲しい我々は、MRTでの移動中も Wi Fi 接続を試みますが、やはりログイン出来ません
何度かチャレンジしているうちに、とうとう見たことがない画面が登場します
なんじゃこりゃ?
通常のログイン画面ではありません
あれこれ試行錯誤しますが、結局この後の旅行中には「Taipei Free」も「iTaiwan」も、二度とは繋がりませんでした
はっきりとした原因は、未だに理解出来ていません
もしかすると、以前に登録済だった「Taipei Free」と今回登録した「iTaiwan」は、最近になって相互連携を開始していたので、二重アカウントになった事が影響したのかもしれません
仕方が無いから、Wi Fi は諦めましょう
ネットに繋がらなくても、どうにかなるのが台湾の良い所ですから
そうこうしている内に六張犁駅に着きました
駅からお店までは、徒歩だと15分は掛かるようなので、タクシーを利用します
そして念願の明月湯包に到着
やはり歩くには少し遠いようです
我々がお邪魔したのは本店ですが、直ぐ近くに支店もあります
メニュー(日本語表記有)
台灣啤酒
空心菜炒め
サケ卵チャーハン
小籠包(明月湯包)
蟹ミソ小籠包
なるほど
どれも美味しい
こちらの小籠包の特徴は、皮のもっちり感とジューシーな餡のバランスが程良い感じで、食べ応えも充分です
ただし、「湯包」というほど餡のスープ量が多くはないですね
薄皮の小籠包が好きな方には、もっちり系の皮が微妙かもしれません
それでも充分美味しい小籠包なのですが、残念ながら私的には「杭州小龍湯包」を超えられませんでした
好みの問題になりますが、これまで頂いた小籠包の中では、「杭州小龍湯包」がダントツで好きです
これまで小籠包を食べたお店(IN台北)
京鼎樓
鼎泰豊 本店
明月湯包
鼎泰豊 台北101店
蘇杭點心店
さすがに本場の人気店は、どこも美味しい小籠包を出してくれます
何度も言いますが、後は好みの問題です
あくまで個人的意見として、好きな順に並べてみました
話を明月湯包に戻します
こちらのお店は、小籠包以外の料理もレベルが高く、特に「東洋魚蛋炒飯」(サケ卵チャーハン)は、非常に美味しかったです
パラパラのチャーハンに、プチプチとした卵の食感と、サケの優しい塩味が抜群でした
どうやら一品料理は、支店で調理して運んで来るようですが、ちゃんと熱々で届きます
一通りの料理を味見した頃、隣りのテーブル席に、日本人らしき女性二人組が着席
20代後半のOLさん風です
他は地元のお客さんばかりだったので、お互いに日本人だと直ぐに認識します
お一人の方が我々のテーブルを食い入るように見ているので(笑)、お節介かとは思いましたが、注文した料理とメニューの番号を教えて差し上げます
そして彼女たちは、我々と全く同じ物を注文していました(笑)
食事も一段落した頃、OLさん達と世間話
お二人は関空からのピーチで来ていて、明日のピーチで帰る予定だったとの事
おお
我々もピーチ利用で、明日の帰国なんですよ!
ん?「帰る予定だった」って、どうゆう事?
あれ?ご存じないんですか?
明日明後日のピーチは、全便欠航ですよ
マジで?
超大型台風21号の存在は、勿論知っていました
「もしかして、やばいかも?」と薄々は感じていました
フリーWi Fi が繋がらないのを良い事に、現実から逃避していました
頭が真っ白になり、今から何をすべきか整理がつきません
私は月曜も休みを取っていますが、嫁は仕事を休めないので、私よりも打ちのめされています
彼女は、この後の食事の味を、全然覚えていないそうです
かわいそうに
店を出た我々は、タクシーを拾って再び六張犁駅へ
本来ならば、この後は中世紀念堂の「足つぼ健康歩道」で悶絶する予定でしたが、そんな「お馬鹿な気分」にならないのでパス
情報を収集するべく、一刻も早くホテルへ戻りたい所であります
がしかし
ピーチが飛ぼうが飛ぶまいが、絶対に食べなきゃならない「芒果雪花冰」がソコには有るのです
今回の旅行のメインイベント「冰讃」のマンゴーかき氷を食べずして、帰るわけには行かんのですよ
まあ
帰りたくても帰れないかもしれませんが