2015夏 台北回想録「太和殿鴛鴦麻辣火鍋」

台北旅行4日目

ランチを済ませて、一旦ホテルへ

近くのマッサージ店で、全身を施術して貰います

身体がスッキリした所で、いよいよラストスパート!

辛党の嫁のリクエストで、晩御飯は台湾名物の火鍋へ

「蜀辣(シューラー)川菜烤魚麻辣鍋」というお店だそうです

MRTの駅から割りと離れているので、中山にあるホテルからタクシーに乗車

市民大道という高架式の幹線道路沿いに、お店は有りました

真っ赤な看板が、火鍋の辛さを象徴しているのかは定かではありませんが、辛い物に目が無い嫁は、勢い込んで入店します

 

が…

非情にも本日貸切との返答

店主らしき方が、気の毒そうに謝っております

いえいえ

予約していないこちらが悪いので

こちらのお店は人気店ですので、予約した方が良さそう

 

さてさて

夕食をどうしたものか

やっぱり火鍋が食べたいとなりまして、次の候補を探します

ここでも必殺ガイドマップ登場

日本人の駐在員に人気だという「太和殿(タイホーディエン)

鴛鴦麻辣火鍋」に行き先変更です

掲載されている火鍋店の中では、最も現在地から近そう

まあ近いといっても、駅2つ分以上は有りますけど

そうと決まれば「ヘイ!タクシー!」と行きたい所ですが、この「市民大道」という通りは、高速道路か?と思えるほどの交通量とスピード感!

とてもタクシーを止められそうもありません

ガイドブックの地図を頼りに、少し歩きながら「ヘイ!タクシー!」のチャンスを伺いますが、なかなかタクシーがやってきません

そうこうしているうちに、道中の半分くらい来てしまったので、そのまま歩いてしまう事に

延吉街という通りを、結局40分も歩く羽目になり、嫁はブツクサ言っています

それでもどうにか辿り着きました

 

おお

やっぱり看板は赤い

火鍋店は「真っ赤な外観」が決まり事なのか?

 

f:id:nabe_nabeo:20180126220404p:plain

 

結構混んでましたが、どうにか入店

 

 

お目当ての鴛鴦鍋を、辛さは普通で2人前注文

鴛鴦鍋は、辛い麻辣鍋と辛くない白湯(パイタン)のハーフ&ハーフ鍋

見た目も楽しくて、テンション上がります

 

にしても、辛い方の鍋の色…

赤過ぎじゃない?

 

f:id:nabe_nabeo:20180126215718p:plain

 

一抹の不安を抱きながらも、 肉やら海鮮やらを放り込んでいきます

 

先ずは赤い方から一口

 

 

「辛い」なんてレベルじゃない…痛い…

 

 

確かに、辛さの中に旨味も有るのかも知れないけれど

 

それを味わえるようなレベルじゃありません

 

口の中は、まさしく「火を噴きそう」な状態

ラー油や花椒(ホアジャオ)の刺激で、痺れが止まりません

 

白湯スープをすすって火消しを図るも、焼け石に水

 

 

結局、味はよく判りませんでした(泣)

私自身の辛さ耐久度は普通レベルだと思うけれど、みんな平気なのかな?これ

嫁は地元のスープカレー屋でも、「辛さMAX」で注文した上に、チリパウダーを振りかける程の辛党ですが、さすがに今回は辛い!ヤバい!!と言ってます

 

終盤は若干命の危険を感じながらも、なんとか完食

これ以上食べたら口や舌だじゃなくて、身体がおかしくなりそう

冗談抜きで

それでも完食してしまうのは、典型的な日本人の習性

結構いい値段だったからもったいないというのも有るけど、そもそも出された食べ物を残す事が出来ないタイプなのです

 

農業が身近な北海道の大地に生まれ育った者の宿命でもあります

 

この時点では「苦行に打ち勝った!」みたいな気分に浸ってますが…

 

後で「途中で止めときゃ良かった」と激しく後悔する事に

 

翌朝、便意をもよおしたので、ホテルのトイレに駆け込む私

自分の意志とは関係なく、お尻から火を噴きました

 

ホントに真っ赤っ赤…

 

括約筋に火箸を刺されたみたいに熱い…

 

帰国の飛行機の中でも、ロケット噴射が火を噴きます

 

おかげで少しは、飛行機の速度が上がったかも(笑)

 

結局、帰国後も3日ほどロケット噴射は続きました(本当に)

 

幸いにしてお尻に持病が無かったので、なんとか乗り切れましたが、「主さん」には大変危険です

 

くれぐれもご注意下さい

 

太和殿 - 太和殿