2017秋-台北旅行記⑩ 冰讃編

明月湯包での昼食を終えて、MRT乗換で中山駅まで来ました

台風の接近に伴い、「日本行きの明日のピーチは全便欠航」という情報を、お店で居合わせた日本の方から聞いてしまった為、帰国の手段をどうするかで頭の中が混乱中です

Wi Fiも繋がらない状況なので、余計に心細くなっていますが、ジタバタしても仕方がありません

「なんとかなるしょ」と、根拠の無い開き直りを決め込む私

一方で嫁は、私の3倍くらい落ち込んでおります

「月曜に予備日休暇」を取っている私と、「明日の日曜に帰国して月曜から仕事」の嫁

置かれた状況の違いがメンタルの差に出ています

昼食後、情報確認の為に一目散にホテルへ戻ることも考えましたが、今回の旅行で絶対に外せない「冰讃のマンゴーかき氷」を食べてから、作戦を練る事にしました

冰讃のマンゴーかき氷は、生のマンゴーが提供出来る時期限定での営業の為、いつ行っても食べられる訳ではありません

私も3回目の台北(社員旅行)の折に、ようやく堪能する事が出来ました

嫁に至っては、今回初めて念願が叶う事になります

旅行前にネットで確認した所、今年はマンゴーが豊作だったらしく、10月一杯は営業出来そうとの情報を確認済

例年だと、4月下旬から10月下旬までの営業なのでギリセーフです

そういえば、2年前の4月中旬に来た時は、店まで行ったのに開店準備中で、「2~3日後にオープンかな」と告げられて、泣く泣く他の店へ行った記憶が懐かしい限り

変わりに行ったお店も超有名店で、東京にも支店があるお洒落なかき氷屋ですが、「冰讃」とは比べ物にはなりません

値段は「冰讃」の倍近くしますが、満足感は「冰讃」の半分以下でした

何処とは、申し上げませんけど

 

さて中山駅に着きました

「冰讃」の前に、ホテル ロイヤル ニッコー タイペイ (老爺大酒店)へ、お土産用のヌガーなるものを購入しに行きます

そのホテルは、我々の初台北旅行の際に4泊した懐かしい場所ですが、Sランクの高級ホテルにつき、その後はなかなか利用出来ません

1階のショップのパイナップルケーキが有名ですが、最近「ヌガーなるもの」も評判らしく、嫁のリクエストにより行ってみます

ホテルへの最寄りは中山駅の3番出口ですが、そこは「地獄の長ーい階段(過去記事参照 ↓ )」である事が身に染みていたので、4番出口のエレベーターで地上へ出ます

 

nabe-nabeo.hatenablog.com

 

4番出口から南京西路沿いに左へ歩き、中山北路の横断歩道を渡り切ったら、通り沿いに左へ歩きます

駅からホテルまでの懐かしい街並みを楽しみながら、歩く事6~7分で到着

 

Photo by ホテル ロイヤル ニッコー タイペイ 店内画像

 

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www.royal-taipei.com.tw

 

プレーン(ミルク味)と抹茶味の2種類があり、結構なお値段ですが計3袋を購入

帰国後に食べて見ましたが、なるほど美味しかったです

土産で配った方々も、一様に絶賛していました(特に女性)

 

そして、お目当ての冰讚へ向かいます

老爺大酒店からは、歩いて10分ほどで到着

営業中である事を確認して一安心

行列も無く無事入店します

定番のマンゴーかき氷(芒果雪花冰)を二つ注文し着席

先に会計ですが、日本語メニューもあるので安心です

前回と違うのは、出来上がりを知らせるブザーを渡されれた事

以前は番号札だったはず

 

そして間もなく呼び出しブザーが鳴り、出来上がりです

 

神々しいほどのマンゴーの輝きと艶やかな姿

写真を撮り終えるや否や、速攻で口に運びます

 

最高

 

ねっとり熟したマンゴーは、自然の甘みで全然しつこくありません

相変わらずのフワフワかき氷は、口に入れた瞬間から優しく融けていきます

知覚過敏気味で冷たい食べ物が苦手な私でも、口融けが早い分へっちゃらで、一気に食べ進められます

あっという間です

ペロリと一皿完食しました

もう一皿いきたいくらいです

どうやら嫁も、念願の一品を気に入った様子

ただし、彼女はこの時点でも明日の飛行機の事が心配で、平常心ではなかったので、そこまで味を覚えていないとの後日談

かわいそうに

それに、出来ればもっと暑い時期に食べてみたいとの感想も

確かに生マンゴーの最終盤だったので、8月に来た前回の方が果実の甘みは強かった気もします

またの機会があれば、是非再訪する事にしましょう

個人的には、台北に来たら「冰讃」は必須ですから

 

最後にMRTで「冰讃」に行く場合のご案内

赤ラインの雙連駅で降りて2番出口から地上へ

そのまま民生西路沿いに右へ歩き、右側の商店街を見ながら2~3分歩くとセブンイレブン

その向こう側に「冰讃」の青い看板が見えてくるので、出口さえ間違えなければ簡単です

 

ちなみに雙連駅2番出口から回れ右をして、後方に歩く事50Mほどで、左手に「世紀豆漿大王」という朝食の名店もあります

さらに「世紀豆漿大王」から緑地帯を挟んだ向かい側では、有名な雙連朝市も出ますので、色々な楽しみ方が出来るオススメのエリアなのです