台北の映画館で『天気の子』を観る。
2019年9月21日 AM6:30
松江南京のホテルで思案中
雨雨雨…ずっと雨です…
なので当初の予定を一つキャンセルして、雨でも平気な映画館へ行くことに
本当は、松山空港を離発着する飛行機が目前で見られるスポットへ行く予定でしたが、シトシトと雨が降り続いているので、そちらは別の機会にします。
ですが『台湾の映画館で映画を観る』というミッションも、いつか挑戦したいと思っていたので、それはそれで楽しみ!
早速、スマホで映画館を検索
何件かヒットした中で、上映時間や立地場所を鑑みて、台北メインステーション隣接の台北京站威秀影城に決定!
空港への移動時間などを除いた今回の実質滞在時間は、約33時間しか無いなので、とにかく時間効率重視です。
本日の昼食は、台北駅で駅弁を購入する予定なので、尚更丁度良い!
さて映画館の場所ですが、台北駅の北側に隣接するショッピングモール『Qスクエア=京站時尚廣場』の5階にあります。
中山地下街からも繫がっていますが、エレベーターが若干見つけにくいかも…
私は間違って、適当に見かけたエスカレーターで上がって行ったら、そこは長距離バスターミナルでした。(笑)
何とかエレベーターを見つけて乗り込みます。
何故かエレベーターは4階までしか行かず、そこからエスカレーターで5階に上がります。(だったはず)
エスカレーターの途中には、上映中の映画のポスターが掲示されています。
ハリウッド物が多い印象
5階のメインフロアに到着
本日、観るのはコチラ
ちなみに、普段はアニメ類を全く観ません(笑)
別に嫌いとかではないけれど、生活の中には存在していないのです。
では何故この映画を観るかというと…
①時間が丁度良い(9時~11時くらいまで)
②上映中で唯一の日本映画だから
日本度の吹替が流れて、繫体字の字幕が表示されるから、台湾中国語の学習にも良いんじゃないかと思った訳です。
さて
ここからがミッション本番
チケットを購入しなければ!
左手側に自動チケット発券機もありましたが、外国人の私は難しいので、この看板の列に並びます。
現場購票?
チケットを現場で購入するんだから、ここでしょ?
票券劃位?
「劃位」が分からんけど、多分ここで良いはず‥
10人ほどの列の後ろに並びますが、日本のシネコンとは違った雰囲気に少し不安になります。
ドリンクの価格や写真はみられるけれど、映画のポスターなんかは特に飾ってない‥
心配になった日本人のおじさんは、前に並んでいた地元の女子高校生3人組に、拙い中国語で尋ねます。
その中の一人の娘さんが一生懸命対応してくれて、映画のチケットを購入する場所はココでOKと判明しました。
謝謝你的親切!
そしてチケット売り場へ
ここでも日本とは異なる点が多々有りまして、おじさんは苦境に立たされます。
最初のコンタクトは、「観たい映画」を伝える事
カウンター近辺には、上映中のリストや一覧表などは存在しません。
でもこの時は、『天気の子』のポップがレジ台に張り出されていたので、「這個 ジェガ!」」「這個 ジェガ!」の連呼で、これは難なくクリア(笑)
多分、この時間帯は『天気の子』だけしか販売していなかったから楽勝だったけど、上映時間の近い映画が複数ある時は、どうなんだろう?
発売中の全ての映画のポップが張り出されるのかな?
じゃなきゃ観たい映画を伝える事が結構大変かも…
次に台湾の映画チケットは、ドリンクやポップコーンとのセット価格が存在するという事
どちらかというと、セット販売の方がポピュラーなのかな?
ポップコーンが嫌いで、ペットボトルのお茶を所持していた私は、「映画のチケットだけで良い」ということを必死でお姉さんへ伝達
「只 zhi=~だけ」が出てこなくて、「電影票オンリー!」と恥ずかしい仕上がりでしたが、何とか理解して頂いて一安心
最後に座席の指定確認
これは、お姉さんがレジのパネルで空席を見せてくれたので、後方の端席を選択して完了
ふぅ‥‥
これにて何とかチケットゲットであります。
「10」がスクリーン番号
「J」が前から数えた列
「5」が左から数えた席番号(だったと思う)
スクリーンその物や座席などは、日本と何ら変わりません。
コマーシャルやら
この先の上映映画予告やら
携帯電話は切りなさいよ的な注意喚起やら
日本と大差ありません。
という事で、どうにか「台北で映画を観よう」ミッションは完了です。
ちなみに映画のチケット代金は270元でした。
この時のレートで約950円くらい
日本の封切り価格の半分程度だから、リーズナブルだと言えそうです。
せっかくなので、最後に映画『天気の子』について
前に書いた通り、普段はアニメを観ないので、私ごときが批評するつもりもありませんが、それなりに愉しませて貰いました。
そもそもが中国語の学習を主眼に鑑賞していたのですが、中盤以降は繫体字の字幕を追うよりも、むしろ美しい映像に魅了されていきました。
ストーリーは判り易いし、何よりアニメーションの繊細さ(東京の街並みとか)と優美さは秀逸でした。