祝!蔡英文総統再選*台湾総統府見学日記
2020年元日 の朝、台湾の総統府へ見学に行きました。
過去の訪台時にも、参観を熱望していましたが、なかなか日程が合わずに、今回やっと実現します!
総統府を見学出来るのは、月1回程度の自由参観日を除くと、平日の午前中に限られ、しかも自由見学ではなく、ガイドさん同伴での見学なのです。
がしかし!
毎年元日は、決まって一般開放されるとの事
尚且つ平日の見学では立ち入れないエリアの開放や、撮影までもが許可されるじゃありませんか!!
年跨ぎで来台した今回こそ、最高のタイミング!
遠目から総統府が見えてきた!
すでにテンションアップ(笑)
入府の列待ち中に撮影
御祝いパレード中?
最初の検問エリアでは、自動小銃を構えた兵隊さんが睨みを利かせていました。
流石に撮影は出来なかった。(苦笑)
一旦、ライターや火器類を所持している場合、ここの待機所で預かられていました。
先のエリアでは、金属探知機を用いて持ち物検査を実施
検査を無事通過
晴れて入府許可シールをゲット です。
いよいよ総統府正門玄関前に到着
ホントに壮麗な建築です。
正門前からの図
国旗の間に、小さく台北101が見えます。
正門玄関から入館
見るからに高価そうな花が、随所に配置されています。
白壁に吹抜けの大広間
大理石の階段に赤絨毯
厳かな中にも、どこか開放的で、明るい印象も感じられます。
正面階段には、国父と称えられる孫文の胸像
台座には、「天下為民=天下は民の為に」と刻まれています。
いつか解読してみたい。
階段踊り場からの図
続々と見学者がやって来ます。
天窓からの採光が優しい空間を醸成しています。
隣室は記者会見などが行われる部屋
ここにも孫文先生
ここからは、常設展示エリア
建築物としての総統府や、台湾における建物の変遷などの展示エリアが見られます。
更には、「総統府の日常」と題して、総統の執務室や、関連する様々な品が展示されています。
中庭にも出られます。
廊下の壁面には、総統府をモチーフとしたアート作品が沢山展示されています。
芸術特区なども整備され、街中でもよく見られます。
最後は、蔡英文総統と陳建仁副総統がお見送り(パネルですけど)
これは入府時に、台湾のお年玉袋「紅包袋」と共に頂いたポスター
帰国後、小正月の間、家の戸に展示しました。
風調雨順(ふうちょううじゅん)
「あらゆる全ての事が上手く進むように」と の意味だそうです。
本当にそうあって欲しい物です。
さて今回の総統府参観
とても有意義でした。
「美味しい!楽しい!台湾」も良いけれど
歴史や政治などに触れられる非日常的な体験もオススメです。