台北のガチョウ肉の店『阿城鵝肉』は、噂通りの名店だった!!
2019/12/31 18:00頃
台北101のカウントダウン花火を観る前の腹ごしらえは、以前から熱望していたガチョウ肉のお店『阿城鵝肉 吉林店』へ
MRTの最寄駅は、松江南京か行天宮ですが、どちらからでも徒歩8~10分掛かります。
我々は、松江南京駅の8番出口から出て、松江路を北上⇒長春路で左折⇒吉林路で右折、というルートで行きました。
今回が8度目の訪台ですが、過去の経験から、MRT利用時の教訓として
目的地の最寄り出口ではなくても、絶対にエスカレーター設置の出口から出るべし!
ということを標榜しています(笑)
とかく沢山歩くことになる旅行中の体力温存、「駄目だ~~もう歩けね~~」状態の回避のために有効なのです。
そこで毎回お世話になるのが、以下の台北MRT公式サイト
サイト上の駅名をクリックすると、各出口の設備(エレベーターやエスカレーターの有無)などが、一目瞭然な有難いサイトです。
MRT利用で訪問を予定している目的地があれば、旅行前に駅出口を事前に調べておくとスムーズです。
ちなみにMRT赤ライン(淡水信義線)は、複数ある台北MRTの中で最も深い地下を通っているらしく、階段オンリーの出口は地獄です。
例えば中山駅の3番出口とかは、ほぼ罰ゲームレベルですから、ご注意ください。
それはさておき、お店に到着!
数名の待ち客がいるようです。
臆せず入店
先客の日本人が、「喝酒嗎?フー ジョウ マ」と店員さんに聞かれていました。
どうやら、こちらのお店は現在満席ですが、アルコールを扱っていない、近隣の2号店なら直ぐに入れるということらしい。
私の番になったので、聞かれる前から「内用、我要啤酒! ネイヨン ウォ ヤオ ピ-ジヨウ=ビール飲みたい!」と熱く伝えると、苦笑しながら注文伝票を渡されて(笑)、少し待つように言われます。
結局10分くらい待って、いざ入店
注文方法は、一般的な台湾方式
頼みたい料理の所に、注文数を書き込んで伝票を渡すだけ
ビールは店内の冷蔵庫から、勝手に持ってくるスタイル
これも台湾ではデフォルトです。
注文伝票を渡した後にドリンクを持って来ても、会計時にはキチンと加算されますのでご心配なく
こちらの店では、店内中央の「つけダレコーナー」に、コップ(杯子)や、箸(筷子)や、取り皿が置いてありました。
箸は、箸セットマシーンみたいな箱に刺さっているのを、引っこ抜いて持ってくる感じなので、事前情報が無いと高確率で迷います.。(苦笑)
栓抜きは各テーブルのサイドポケットに、ティッシュ共々ありました。
いつも通り、台湾ビールでカンパーーーイ!
ここの台湾ビールは、クラシックタイプでした。
旨い!
最初に来たのが、
地瓜菜=サツマイモの葉の炒め物
台湾の青菜の炒め物系は、ほぼ外れが無いです。
空心菜炒めがポピュラーですが、サツマイモの葉も美味しい!
優しい塩味で、台湾独特の香辛料も感じないから、日本人にとっては頼みやすい料理です。
ただ、この料理は他でも食べられるので、このお店でのマストでは無いかな~?
それでも普通に美味しいですよ。
桂竹筍(小)=タケノコの煮物?
結論から言うと、これは相当やばかったです。
激ウマの一品です!!
タケノコが嫌いなはずの嫁が、「感動レベル!!また食べに行く!」と帰国後も絶賛していました。
ほどほどに歯応えも残っているのに、繊維っぽさは微塵も感じないし、タケノコ特有の「エグ味」も全然ありません。
シャクシャクと嚙みしめるほどに、タケノコの甘味と塩味ベースの味付けが、ベストマッチング!
勿論、好みなんでしょうけど、我が夫婦にとっては、激押しの一皿であります。
鵝油飯=ガチョウの油をかけたご飯
これも口コミが高かったので頼んでみました。
写真では分かりずらいけど、ガチョウの油がかかってます。
油といっても、それほどしつこくはありません。
ほんのり旨味も感じられて、美味しかったです。
でも、マストってほどでは無いかも…
ご飯好きな人なら、是非どうぞ
杏鮑菇香腸=エリンギ入りソーセージ
これも普通に美味しい一品
ビールにもよく合います。
鵝頭=ガチョウの頭
頭っていうか…
首っていうか…
顔っていうか…
先ず、ビジュアル的にNGの人も多いかと思います。
味は美味しいのですが、食べられる部分が少ない割に、手間が掛かるのが難点
ガチョウの脳〇ソとか、目玉とかを食べてみたい!というアグレッシブな方は、注文してみてください。
そして遂に、メインディッシュが到着!
鵝肉(1~2人前)
これがマジで絶品!
ジューシーでスモーキーで旨味がギッシリ!
元々、私は鴨肉とかが大好きな人間なので、ド・ストライクであります。
また、添えられている針ショウガと一緒に食べるのも、味にアクセントが出てグー!
1~2人前にしては、結構なボリュームですが、この美味しさならば、2~4人前の鵝肉を頼めば良かった!と思いました。
いや~ホントに大好きだわ~鵝肉
流石に人気店だけあって、とても賑わっていますが、多少並んでも価値のある店だと思います。
外に並んでいても、地元の皆さんのテイクアウト(外帯)待ち客もいるので、回転はソコソコ早いです。
この時の『店内日本人率』は、推定2割ほど
隣卓の日本人家族4人さん達も、我々とほぼ同じようなメニューを食べていました。(笑)
お隣さんが頼んでいたハマグリスープも美味しそうだったけど、色んな所で経験済なので、味の想像がついてしまって今回はパス
次は、肉多目!タケノコ(大)!!
これで再訪決定です!!
今回のレシート
夫婦二人共、結構お腹一杯で 560元
この時のレートで、ほぼ2,000円
日本では有り得ないレベルのコスパです。
阿城鵝肉 吉林店
台北市中山區吉林路105號
11:30 ~ 22:00