台南のレンタル自転車 「T-Bike」を、危うく借りっぱなしで帰国する所だった件

2019/5/1 AM10:20

高雄から台鉄(在来線)で台南に到着

台南観光の前に、駅前にあるレンタル自転車ステーションで、T-Bikeを借りる所からスタート!

台北や高雄と違って、台南にはMRTが無いので(2019年春時点)、徒歩以外の移動手段は、必然的に路線バスかタクシーがメインとなります。

ですが、台南の街は割とコンパクトで、観光名所や美味しいお店も市街地に点在しているので、自転車の機動力がマッチします。

結局この日は、朝から17時頃まで自転車を乗り倒しました。(笑)

さてバイクステーションの場所ですが、駅前の右手にありますので、改札を抜けたらロータリー沿いを、反時計回りに歩けば直ぐに見つかります。

ただし、駅前を横切る通りには、何故か横断歩道が無いので(苦笑)、渡る際は充分気をつけて下さい。

 

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【自転車の借り方手順】

借りる手続きは、キオスクという操作機からするのですが、事前に借りたい自転車のサドルの高さやタイヤの空気、駐輪場所の番号などを確認しておくと良いでしょう。

サドルの調整レバーが渋くて効かなかったり、空気が減っている自転車も有りますのでご注意下さい。

 

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借りたい自転車が決まったら、いざ操作開始!

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画面に触れると、左列のメニュー一覧から言語の選択出来ますので、日本語でガイダンスを受けられます。この点は、台北のU-Bikeより親切

*U-Bikeの操作機は、日本語表記無し(2019年春現在)

 

次に、「Credit Card」をタッチ

更に「Rent Bike 自転車をレンタルする」をタッチ

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すると「自転車を紛失した場合、自転車の残値で賠償頂く。」という確認画面が来ます。(画像撮り忘れ)

なので、「Enter」をタッチ

画面が切り替わって、「当クレジットカードで取引き、サインレシートを提供しません。」と出ます。

 

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ここも「Enter」をタッチ

 

ここからクレジットカードの手続きエリアへ移行

 

画像右下のカード投入口へ、クレジットカードを挿入します。

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カード番号や有効期限は、自動で表示されます。

上から3段目の「CVV Number 認証コード」のみを、端末機下部のテンキーから直接入力します。

カード裏面の3桁のアレです。

 

カード情報の入力が完了すると、借りられる自転車番号の画面に移行

予め決めておけば、ここがスムーズです。

それから、クレジットカードの回収をお忘れなく!

 

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希望の番号をタッチすると、90秒からのカウントダウン開始!

90秒以内に自転車を取り出さなければやり直しなので、ダッシュで自転車へゴー!

 

希望の自転車の前に来ましたら、接続台の赤ランプ のボタンをプッシュ

 

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すると接続台とのロックが解除されるので、自転車を引き出せばOKです。

 

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【施錠の方法】

前カゴから延びるワイヤーロックを、前輪に通してからハンドルの前面(カゴの上)にある差込口にはめ込みます。

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すると差込口左横のカギが解放されますので、これを抜き取って携帯すれば、観光先での駐輪も安心!

 

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写真は、赤崁楼(チーカンロウ)入口前の駐輪スペース

 

結局この日は…

台南駅前 ⇒ 赤崁楼 ⇒ 集品蝦仁飯 ⇒ 林百貨 ⇒ 國立台湾文學舘 ⇒

玉井之門(ドライフルーツ購入) ⇒ 赤崁擔仔麵 ⇒ 合成帆布行

と台南観光を満喫

 

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赤崁擔仔麵の店先に駐輪中

 

ずーーっとレンタル自転車で移動しました!

 

駅前から最も遠い「集品蝦仁飯」でも2.3kmなので、市内中心部の観光なら充分自転車で回れます。

「合成帆布行」は、嫁のリクエストで急遽訪問しましたが、自分達の都合で自由に移動できるのも、自転車のメリットですね。

 

【注意点】

台南中心部は、台北や高雄と比べて歩道が狭いです。

台北などは広い歩道の一部分が、「自転車走行ゾーン」として、区別されている所も多いのですが、台南では殆ど見かけませんでした。

なので…

台南中心部で自転車は、車道を走らなければなりません。

ですが、皆さんご存知の通り、台湾はスクーター大国

車道右側の「慢機車」と線引きされたエリア(台湾は右側通行)は、常に多くのスクーターが走っています。

そこをスクーターに注意しながら、更に自動車や路上駐車にも、気を配りながらの運転となります。

 

最初は…

 

めっちゃ怖かったです…(泣)

 

でも段々と慣れてきて、後半は滅茶苦茶上手くなりました。(笑)

路上駐車を早目に発見!

左後方を目視確認!(自転車にはミラーは付いてません)

安全を確認してから、路上駐車を回避!

ってな感じです。

 

そんなこんなで台南観光を満喫して、駅前に戻ってきました。

さあ自転車を返却しましょう!

我々の前にも、何人かが自転車を返却していきます。

実は、この光景が落とし穴だったんです…

皆さんステーションに乗りつけるや否や、自転車を設置バーに差し込んで、スタスタと離れていきます。(のように見えたんです!)

台北のU-Bikeでは、クレジットカードで自転車をレンタルした場合、返却時には操作機での処理は不要です。

この事も相まって、台南T-Bikeも自転車を差し込めばそれでOK!と、完全に思い込んでしまいました。

 

実際には、台南T-Bikeをクレジットカードでレンタルした場合、返却時にもキオスク端末機で、返却手続きの操作実行が必要だったのです!!

 

お気楽な我々夫婦は、自分勝手な思い込みから、正しい返却手続きを取ることなく、宿泊先の高雄へ移動してしまいました…

 

自転車は2台とも、請求上では借りたままの状態です。

 

この時は、そんな事とは露知らず…

 

びっくりしたのは、翌日の事

 

二日続けて高雄から台南に遊びに来て、「今日も自転車借りて色々廻ろう!」なんて、お気楽に駅前ステーションの操作機に向かう私

 

あれっ?!

変な表示が出てる…?

 

「このクレジットカードでは、既に借りられているので、新たには借りられません。」みたいな画面が!(正確な文面は忘れました。気が動転していたので…)

 

どういうこと??

 

試しに嫁のクレジットカードでも、借りる操作をしてみますが全く同じ状態

 

この時点で、やっと気が付きました。

 

昨日、自転車を返した時、返却手続きが必要だった事に…

 

なるほど

最初の画面内にありました。

 

「Return Bike 自転車を返却する。」って項目が…

 

 

丸一日経って、前日分の返却処理完了(笑)

金額的には大したこと有りませんでしたが(数百円)、あのまま帰国していたら、果たしてどうなっていたのでしょう?

 

何度思い返しても、ドキドキする出来事でした。